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雨が降る少し前 >>
ふと、朝、目が覚めると亡霊の如し、物欲が漂っていた。 『クラークスのワラビーを買いなさい』と亡霊は開口一番、寝起きの私に言った。 私は電車に乗って、大きな靴屋さんまで行って店員さんにワラビーのサイズを出してもらった。 店員に私が聞いた質問はたった1つ。 『靴底とりかえられますか?』 6千円ほどの予算で、一ヶ月ほどの入院にはなるが、取り替えられるようだ。 最近思うのだが、靴底の取り替えられない設計の靴が多すぎると思う。 私はエコロジストでもアンチ資本主義でもないけど、靴底くらい自由に取り替えたいよねぇ。 というわけで迷わず購入。 どうして、こんな時代遅れな靴が欲しくなったんだろう。 クラークスのワラビーで思い出すのは大学時代に聞いたthe verveのリチャード・アシュクロフトがアルバム、アーバンヒムスのジャケットでこれを履いていたということくらいだが、あの時はそれほど、この靴には惹かれなかった。うーん。 そして、その場で永年勤続賞のコンバースをお引取り頂き、履き替えて公園へ向かった。 うん、この靴結構いいな、と思った。なんていうか良心的なんです。 あまりにも履き心地が良いのでカメラのピントが全然合ってないけど、まっいいか。 記事のタイトルが山田太一風になってしまったが、それも、まぁいいや。
by waterkey
| 2006-11-18 20:44
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