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#0 序 章
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都会では色々とタブーが多い。
銀座に関する本を読みながら、そんなことを考えた。
その本には路地の情報が完全に欠けていた。
細々と這うように広がるストリートが何処にも描かれていないのだ。
隠蔽。
都会を少しばかり離れた地方都市でも色々なことが隠されている。
タブー視された物事は暗く狭い都市部の地下水路から吐き出され、地方の汚濁の沼へと
暗い水を注いでいる。
地方都市には今、沢山の象徴的な塔が立っている。
それらは何を意味するのだろうか?

私のカメラが今後、向かう場所はもしかしたら、そうした方面の物事についてかもしれないと
上京者のために作られた東京情報誌を読みながら、思った。
沢山の田圃は既に焼き払われてしまった。無数の象徴塔がその跡地に広がってゆく。

これは主に路地についての物語である。
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by waterkey | 2006-01-12 22:12 | 路地の物語



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