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バー・カウンター雑感
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江戸川区のある街角に、ふらっと立ち寄る古い喫茶店がある。
そんなに頻繁にいくわけでもない。3ヶ月に一回行けばいいほうだ。
人生に疲れると『あの店に行こう』と思う。そんな店だ。
この店は夕方の4時くらいが一番良い。
客もほとんどいないし、長居をして、ぼけっとしてても全然嫌がられない。
店は親父が一人でやっている。カウンターの中の大きな鉄板で焼いてくれる
パンがとても美味しい。
親父は静かな人だ。てきぱきとしていて、働き方の見た目がとても良い。
それで、とても真っ当なコーヒーを出してくれる。
あれやこれと詮索してくることもなく、僕を年下扱いすることもない。
とても丁寧な対応をする人だ。
僕も特別、おしゃべりが好きな人間ではないので殆ど黙っている。
頬杖をついてバーカウンターで、ぼんやりしていると辺りの中学生が自転車で
店の前を横切っていく。下校の時間なのだ。
彼らは何かを真剣に話し合ったり、笑ったりしている。
そんな風景をぼんやりと見ていると、この世界は限りのない繰り返しなのだと
思う。僕らは何かを乗せて、それを何処かへと運ぶ乗り物のようなものだと思う。
とても特殊な形をした。
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by waterkey | 2005-11-30 22:10



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